2月9日迄開催されていた巴里、サン・ドニ市映画祭「Est-ce ainsi que les hommes vivent?」に園子温監督がゲストとして登場しました。
5日、6日に舞台挨拶&ティーチインと作品2本上映が有りました。
上映作品は2009「愛のむきだし」
2002「自殺サークル」
日本でも独自の世界観を放つ園監督
上映時間四時間の「愛のむきだし」では愛と人間関係を。
「自殺サークル」では集団自殺をモチーフに現代社会と個人としての人間を描きます。
リアル世界とファンタスティック世界が監督の手によって自在に操られ、詩的かつ哲学的な園子温監督作品にフランス人も引き込まれたことでしょう。
えー余談ではありますが、実はわたくし「自殺サークル」に出演しております。
胸をはれる程の役柄では御座いませんが、石橋陵&永瀬正敏さんの部下としてちょいちょい出てきます。
懐かしき青春の1ページです。
24歳頃、シモキタのドン・コルネオーネ亭で働きながら映画俳優として活動しておりました。
お客様でもある石橋陵さんとは、夜な夜な映画の話や表現者としての話をしておりましたが、この「自殺サークル」の話はしていませんでした。
それが新宿西口中央公園にてリハーサルのとき、凌さんが主演とは知らず集まりの時間に行くと見知った人が居る、そう前夜も会っていた凌さんが居るではありませんか!!
僕は感動の余り走り寄り、アツイ握手を交わしこれから行われる撮影(ゲリラ)や近県のロケをご一緒させていただく事を伝えました。
一~二週間の短い撮影でしたが、沢山の学びと喜びをいただいた仕事でした。
懐かしき事。
その映画がフランス、巴里にて上映された。
私めの渡航一ヶ月前に、私めの“うつしみ”は巴里にいた。
ナントも感じ深かい事。
しかし撮影中の凌さんのイタズラには参った。
あ、いや救われました。
そして台本を見入りながら煙草を吸う永瀬さん、格好良かった!!
同県人でも有るが故、憧れております。
そー言えば園監督、ゴロワーズまだ吸ってるのかな?
きっと巴里にてプカプカやってんだろーな。
僕も来週の今頃は、プカプカしてる事でしょう。
清志郎の歌口ずさんで♪
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